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2026.06.25

ホームページのリニューアルは、何から始めればいい?私たちが実際に行った5つのステップ

「ホームページが古くなってきた気はする」
「今の会社の内容と、ホームページが少し合わなくなっている」
「リニューアルした方が良いとは思うけれど、何から始めれば良いのか分からない」

ホームページのリニューアルを考え始めたとき、多くの方が最初に悩むのは、デザインではなく「進め方」ではないでしょうか。

制作会社に相談する前に何を整理すれば良いのか。
どこまで決めておく必要があるのか。
今のホームページの何を残し、何を変えるべきなのか。

私たちも、2026年の設立10周年を機に、自社ホームページをリニューアルしました。

そこで今回は、「なぜリニューアルしたのか」という話だけではなく、実際にどのような順番で内容を整理し、ホームページを見直したのかをご紹介します。
これからリニューアルを検討されている方は、自社に置き換えながら読んでみてください。

私たちが実際に行った5つのステップ

ステップ1 まず「なぜリニューアルするのか」を決める


ホームページをリニューアルするとき、最初にデザインを考えたくなるかもしれません。
しかし、最初に決めるべきなのは、
「なぜリニューアルするのか」という目的です。
目的が曖昧なまま進めると、見た目は新しくなっても、会社として伝えたいことや、
お問い合わせにつなげたい内容がぼやけてしまいます。
例えば、リニューアルの目的には次のようなものがあります。

  • 会社のサービス内容が変わった
  • 自社の強みが伝わっていない
  • お問い合わせを増やしたい
  • 採用を強化したい
  • スマートフォンで見づらい
  • 更新しにくい
  • デザインが古く、会社の印象と合わない
  • 新しい事業やサービスを伝えたい

私たちの場合は、
「今の会社の姿を正しく伝えること」
をリニューアルの目的にしました。

設立当初はホームページ制作が中心でしたが、現在では、

  • AIO対策
  • MEO対策
  • Webマーケティング支援
  • LINE公式アカウント構築
  • ホームページ運用サポート

など、ご相談いただく内容が大きく広がっています。
ところが、お客様から
「そんなこともお願いできるんですね」
と言われることがありました。
実際には対応しているのに、ホームページでは十分に伝わっていなかったのです。

リニューアルを検討するときは、まずデザインではなく、
「今のホームページで何が伝わっていないのか」
「何を改善したいのか」
を整理することから始めるのがおすすめです。

ステップ2 今の会社とホームページのズレを洗い出す

次に行ったのは、現在の会社の姿と、ホームページに掲載されている内容を比較することです。
会社は少しずつ変化しています。
サービスが増えたり、得意な仕事が変わったり、お客様から求められる内容が変わったりします。
一方で、ホームページは公開した当時のままになりやすいものです。
そこで私たちは、現在のホームページを見ながら次のような項目を確認しました。

  • 現在提供しているサービスが掲載されているか
  • 今は行っていないサービスが残っていないか
  • 実際によく相談される内容が伝わっているか
  • 最近の実績が掲載されているか
  • 会社の考え方や方針が今の内容と合っているか
  • お客様に誤解されそうな表現がないか
  • お問い合わせ前に知りたい情報が不足していないか

この作業をすると、全面的なリニューアルが必要なのか、一部修正で足りるのかも見えやすくなります。
たとえば、デザインには大きな問題がなくても、
サービス内容だけが古い場合は、文章やページ構成の見直しで改善できることがあります。
反対に、情報が増えすぎて目的のページにたどり着きにくくなっている場合は、
サイト全体の構成から見直す必要があります。
大切なのは、
「古いから作り直す」のではなく、今の会社とのズレを見つけることです。

ステップ3 誰に、何を伝えるホームページなのかを整理する

次に整理したのは、ホームページを誰に見てもらいたいのかということです。
すべての人に伝えようとすると、かえって内容がぼやけてしまいます。
私たちは今回、

  • 地域の中小企業の経営者様
  • 社内でWebを担当されている方

を主な対象として考えました。
そのうえで、こうした方々が知りたいことを整理しました。
私たちが伝えたいことを並べるのではなく、
お客様が知りたいことを基準に考えることがポイントです。
たとえば、お客様が知りたいのは、サービス名だけではありません。

  • どのような悩みを相談できるのか
  • 自社にも対応してもらえるのか
  • 依頼すると、どのようなメリットがあるのか
  • どのような流れで進むのか
  • 制作後も相談できるのか
  • 他社との違いは何なのか

こうした疑問に答えられる内容を用意する必要があります。
リニューアルの際には、
「自分たちが載せたい情報」だけではなく、
「お客様が判断するために必要な情報」を考えてみてください。

ステップ4 自社の強みを、実際の相談内容から探す

「自社の強みを書いてください」と言われても、すぐに言葉にできない方は多いと思います。
私たちも、最初から明確な答えがあったわけではありません。
そこで参考にしたのが、これまでお客様からいただいたご相談でした。
改めて振り返ると、
「何から始めれば良いか分からない」
「ホームページだけでなく集客についても相談したい」
「自社に合った方法を一緒に考えてほしい」
という声を多くいただいていました。そこから見えてきたのは、
私たちの強みは、単にホームページを作ることではなく、課題を一緒に整理すること
だということです。
自社の強みが分からない場合は、次のようなところから探してみると見つけやすくなります。

  • お客様からよく相談されること
  • 繰り返し依頼される仕事
  • お客様から評価されていること
  • 他社と比較されたときに選ばれる理由
  • 社内では当たり前だが、お客様には喜ばれること
  • 長く続いている取引の理由

強みは、必ずしも特別な技術や大きな実績である必要はありません。

  • 相談しやすい
  • 説明が分かりやすい
  • 対応が早い
  • 制作後も相談できる

こうしたことも、お客様にとっては大きな価値になります。

ステップ5 専門用語ではなく、お客様の言葉に置き換える

ホームページを見直す際に意外と難しいのが文章です。
自社のサービスをよく知っているほど、専門用語を使って説明しがちです。

例えば、
「AIO対策に対応しています」
「MEO対策を支援しています」
と書くだけでは、その言葉を知らない方には何をしてもらえるのか分かりません。

そこで私たちは、サービス名だけではなく、

  • どのような悩みに対応できるのか
  • 何を行うのか
  • どのような変化が期待できるのか

まで伝えることを意識しました。
文章を考えるときは、次の3つをセットで考えると分かりやすくなります。

  1. お客様の悩み
    例)ホームページはあるが、お問い合わせにつながらない
  2. 提供する支援
    例)アクセス状況やページ内容を分析し、改善点を整理する
  3. お客様にとってのメリット
    例)何を改善すれば良いかが分かり、優先順位をつけて取り組める

サービスの説明ではなく、お客様がどのように変わるのかを伝えることが大切です。
デザインを考えるのは、内容を整理してから!
ここまで整理した後で、ようやくデザインやページ構成を考えました。

先に内容を整理しておくと、

  • 何を目立たせるべきか
  • どのページが必要か
  • トップページに何を載せるか
  • どこにお問い合わせボタンを配置するか
  • 写真や実績をどこで見せるか

が決めやすくなります。
ホームページのリニューアルは、

  1. 目的を決める
  2. 現状の課題を整理する
  3. 誰に何を伝えるかを決める
  4. 強みを言葉にする
  5. ページ構成とデザインを考える

という順番で進めると整理しやすくなります。

リニューアル前に確認したいチェックリスト

自社のホームページについて、次の項目を確認してみてください。

会社の現状について

  • 現在のサービスがすべて掲載されている
  • 最近増えた相談内容が反映されている
  • 現在の会社方針と文章が合っている
  • 古くなった情報が残っていない

お客様への伝わり方について

  • 何を相談できる会社なのか分かる
  • 自社の強みが具体的に伝わる
  • 専門用語が多すぎない
  • お客様にとってのメリットが書かれている
  • 初めて見る人でも内容を理解できる

お問い合わせのしやすさについて

  • お問い合わせ方法がすぐ分かる
  • お問い合わせ前の不安を解消する情報がある
  • 実績や事例が掲載されている
  • 対応できる地域や業種が分かる
  • スマートフォンでも見やすい

当てはまらない項目が多い場合は、ホームページの見直しを考えるタイミングかもしれません。
ただし、必ずしも全面的なリニューアルが必要とは限りません。
文章の修正、写真の入れ替え、サービスページの追加、
問い合わせ導線の改善など、一部の見直しで解決できる場合もあります。

ホームページのリニューアルは、自社を整理する機会

今回、自社のホームページをリニューアルして感じたのは、
リニューアルは単に見た目を変える作業ではないということです。
サービス、実績、お客様からの相談、自社の強みを整理することで、
「私たちは、誰に、どのような価値を提供している会社なのか」
を改めて確認する機会になりました。
リニューアルを検討している方は、いきなり制作会社を探したり、デザインを選んだりする前に、まず次の3つを書き出してみてください。

  • 現在のホームページで困っていること
  • 今のお客様からよく相談されること
  • これから特に伝えていきたいこと

この3つを整理するだけでも、リニューアルの方向性はかなり見えやすくなります。
ホームページを作り直すことが目的ではありません。
今の会社を整理し、必要としているお客様に正しく伝えること。
それが、ホームページをリニューアルする本当の目的だと考えています。

リニューアルを検討される中で、自社の強みや伝えたいことの整理に悩まれた際は、一緒に整理するところからお手伝いできればと思います。