SEO、SEO対策とは
SEOとは、検索エンジン最適化”Search Engine Optimization”の頭文字を取った略称です。
検索エンジンとはグーグルやヤフーといったインターネット上の情報を検索するシステムのこと。
その検索結果でホームページがより上位に表示されるための取り組みを”SEO対策”と呼びます。
検索エンジンの種類
2018年3月〜2018年3月の日本での主要な検索エンジンは以下のようになっています。
グーグル(Google) | ヤフー(Yahoo!) | ビング(bing) | バイドゥ(Baidu) |
75.29% | 21.74% | 2.25% | 0.32% |
参照元:http://gs.statcounter.com/search-engine-market-share
ヤフー検索結果の中身はグーグルの検索結果のため、日本ではグーグルへのSEO対策をしておけば約97%のシェアの対策をしていることになります。
弊社でもSEO対策はグーグル対策と考えています。
グーグルへのSEO対策で何をすればいい?
SEO対策はグーグル対策となります。
では、グーグルに対する対策は何をすればよいのでしょう?
グーグルでは、SEO対策の基本をホームページで公開しています。まずこれを理解しましょう。
また、グーグルは高品質な記事をつくることが必要だとしています。
高品質な記事の考え方もグーグルはホームページで公開していますが英語のみです。
電通が翻訳しているので、こちらが読みやすいでしょう。
これらの情報からグーグルの意図を汲み取りホームページに反映させることがSEO対策となります。
SEO対策の重要性について
SEO対策をおこない、実際に狙ったキーワードで上位表示することで効果は上がるのでしょうか?
検索結果の2ページ目と1ページ目では約10倍の流入数(検索結果がクリックされる回数)があり、1ページ目でも、検索上位3位とそれ以下では約3倍の流入があるという調査結果があります。
すべてのキーワードで同じ結果になるわけではないですが、検索結果の上位表示により、検索エンジンから多くのアクセスを得ることができます。
SEO対策の種類
SEO対策の種類は大きく分類すると「内部対策」と「外部対策」の2つになります。
内部対策SEO
主にページ内記事の内容とページ間のリンクの貼り方の対策となります。ページ間のリンクは内部リンクと言われます。
ページ内記事は、ユーザーの検索意図を充分に満たした内容として、それを検索エンジンに伝えるため、タイトルや見出し、その他、人の目に見えないソースコードを調整します。
外部対策SEO
外部対策SEOは、自社ホームページに対して、他のホームページからリンクを貼ってもらうことです。被リンクや外部リンクと言われます。
検索エンジンが『高品質』とみなしたホームページからのリンクは検索順位アップに効果があります。
SEO対策のトレンド
古いSEO対策
・人の目に見えない部分にキーワードを多く入れる
画面に見えない部分(ソースコード)に、対策するキーワードを多くいれる手法です。
現在では効果のないだけでなく、ペナルティの対象になり順位が下がります。
・被リンクを多く受ける
被リンクとはホームページにリンクを貼ってもらうことです。
被リンクは現在も有効ですが、被リンクのために自分でホームページをつくり、そこからリンクを貼る方法(自演リンク)や、ホームページの内容と関連しないページからのリンクは、ペナルティの対象になります。価値のあるホームページからのリンクを得る必要があります。
・多くの記事を書く
とにかく毎日ブログを書くと、様々なキーワードで検索されてアクセスアップする手法です。
多くの記事を書くことが悪いわけではありませんが、多くの記事を書くことで、重複した内容、価値の低い記事が増えてしまうリスクがあります。そして、ホームページ全体が何を専門にしているのかが検索エンジンに伝わらないと、ホームページの評価が下がり、検索順位が下がります。
現在のSEO対策
・ユーザーの検索意図を充分に満たし、満足させる記事を書く
ユーザーが何を求めて検索しているか、その意図を充分に考えて、ユーザーが検索した目的を解決する記事を書くことが大事です。
また、目的の解決にとどまらず、さらなる提案ができる記事が求められています。
・適切なページ数で記事を書く
ユーザーの検索意図を読み解き、その解決方法を網羅的に書くことが大切な反面、検索意図に対して必要のない情報があると評価が下がります。
ユーザーにとって不必要な情報は省くことも重要です。
最新(2019年)のSEO対策
グーグルの検索システムのアップデートにより、専門性、信頼性、権威性のないホームページは順位が上がらなくなっています。
逆に順位を上げているのは、専門家や企業など信頼を受けている個人・団体がつくるホームページの記事です。
そのため、企業にとってSEO対策は非常に有利な状況にあります。
SEO対策とネット広告(リスティング広告)の違い
検索エンジンからホームページへの集客方法として主な方法が「SEO対策」と「ネット広告(リスティング広告)」です。
リスティング広告とは、検索連動型広告で、ユーザーの検索されたキーワードの検索結果に表示される広告です。
通常、検索結果の上位にホームページ表示するためにはSEO対策をおこないます。
一方、ネット広告は、広告費用を支払うことで検索結果の上位にホームページを表示することができます。
SEO対策とネット広告は以下のようなメリット・デメリットがあります。
SEO対策 | ネット広告 | |
メリット | ・費用がかからない。 | ・入札単価の調整によって、必ず上位表示できる。 ・開始すると、すぐに上位表示される。 |
デメリット | ・上位表示までに時間がかかる。 ・上位表示される保証がない。 |
・費用がかかる。 ・SEO対策に比べて |
おすすめは、まずSEO対策をはじめて、上位表示されるまではネット広告を利用し、検索結果で上位表示させる。
SEO対策が効果が出始め上位表示できるようになると、ネット広告を中止する方法が効率よく集客出来て効果的です。
既存ホームページのSEO対策について
既存のホームページにSEO対策をおこない上位表示を狙う場合、サイト設計やコンテンツの追加・削除、ページ間のリンク調整で対応する方法が主になります。
その内容は、狙うキーワードや競合により変わってきますので、一度ご相談ください。
お問い合わせ
- 狙うキーワードで上位表示できるか知りたい。
- SEO対策を教えて欲しい。